
韓国でリネージュ2Mの事前登録がはじまり、またリネージュ周辺がにぎやかになってきました。
ところで皆さん。リネージュ2がどんなゲームなのかご存知でしょうか?
今日はリネージュ2がどんなゲームなのか。リネージュ2の今はどうなっているのかの情報をお届けしまっす。
15周年を迎えたリネージュ2
リネージュ2は韓国NCSOFTが開発したPC用MMO RPGです。
日本で運営がはじまったのは、なんと2004年6月。ついこの間、15周年を迎えたゲームになるんですね。
国産で有名なオンラインゲームのリリース開始年をたどると…
- ファンタシースターオンラインが2000年
- FF11が2002年
- 信長の野望オンラインが2003年
- モンスターハンター1が2004年
- 旧FF14が2010年
- ドラクエ10、ファンタシースターオンライン2が2012年
- 新生FF14が2013年
となっていますから、いかに歴史が古いゲームかよくわかります。
私がリネージュ2に最初に抱いた印象は、グラフィックが奇麗というので驚いたのもありますが、なんといってもその課金額。
当時はMMO RPGと言えば月額定額課金というのが定番でした。
FF11も信長の野望オンラインも確か月1,000円くらいだったと記憶しています。
それがですよ。なんとリネージュ2は月3,000円できたんです。もうびっくりですよ。
それでもプレイヤーはめちゃくちゃ多かったんですね。
いかに魅力的なゲームだったかがよくわかります。
リネレボとは別のゲーム
最近のプレイヤーはリネージュと言えば、やっぱり『リネレボ』のことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、リネレボはNCSOFTの知的財産を使用してネットマーブルが提供しているゲームです。
本家リネージュ2とはかなり違います。言わばカニカマみたいなもので、それはそれでおいしいんだけど、やっぱり本家とは違う。
それでは、リネレボとリネージュ2では、どんなところが違うのか。大きな違いを2つ挙げてみます。
種族、職の数が全然違う
韓国のリネージュ2Mの情報公開の中に、職種は100以上という説明がありました。
この数に驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです。本家リネージュ2と、リネレボでは種族、職の数が全然違います。
これはヒューマンの職業ツリーですが、こんな感じです。
そしてさらにこの後ろに覚醒職というものが続きます。
リネレボではひとまとめにされていた、二刀、槍アタッカーがリネージュ2では明確に分かれています。
あとは召喚職、バッファーなんてのもあるのが特徴かな。
ドワーフの職の違いも特徴の1つ。
リネージュ2のドワーフは金策・生産系に特化した職になっていて、リネレボのように攻撃的な職はありません。リネレボとは全く別物です。
種族に関して言うとリネレボでは最近カマエルが追加されましたが、リネージュ2にはもう1種族います。
アルテイアです。
ちょっと幼めの女性しかいない種族です。
私がプレイしていた頃にはいなかった種族なので、詳しくは知らないのですが、強力な攻撃をする近接物理アタッカーと、近接魔法アタッカーの職があります。
あ、そうそう。アルテイアでも挙げたけど性別だよね。
アルテイアを除いて全種族、男女選択可能です。
当時はこのグラフィックでもめちゃくちゃ奇麗だと感じたんだけど、なんというか時間の流れを感じるなぁ。
何やら今度韓国にデスナイトって職が追加されるらしいんだけど、これはヒューマン、エルフ、ダークエルフの男性専用職なんだって。
ってな感じで、リネレボとは結構違うのだ。
パーティ必須のバランス
リネレボとの違いその2。
ゲームの進行バランスが全然違います。リネージュ2はソロでのプレイは厳しいです。
これは昔のMMO RPGには共通して言えることで「MMO RPG=みんなで遊ぶもの」だったんですね。
人と触れ合い、人と一緒にプレイするからこそMMO RPGでしょ。
ということで、パーティプレイを強制するコンテンツが多いです。
もちろんレベル上げもその1つです。ソロで経験値稼ぎはめちゃくちゃきついです。
1時間ほどかけてパーティメンバーを集めて(オートマッチングなどという機能はない!)
1時間ほどかけておいしい狩場を探し…(先客がいたらモンスターの取り合いになってしまうので別の場所を探さなくてはいけない、狩場への瞬間移動なんて当然ない!)
2~3時間かけて経験値稼ぎをする(もちろん手動操作、死ぬと経験値減少のペナルティあり!)
こんな世界です。
そうそう、私がリネージュ2をプレイしていたのはめちゃくちゃ初期の頃の話なので、今はどうかわかりません。
MMO RPGって初めにどの職を選ぶかって悩みますよね。
そのときの皆さんの選択基準って何でしょう?
強い職? 格好いい・かわいい職? みんなに役立てる職?
いろんな基準があるでしょう。
リネージュ2には強烈な職選択基準があります。
『パーティに入れる職かどうか』
これがめちゃくちゃ悩ませるんですよ。
リネレボをプレイした、している方。やっぱり職を選ぶなら対人戦に役立つ職を選びたいですよね。
弓職なんか特に人気でしょう。
ですが…。
私がやっていたころのリネージュ2の経験値稼ぎパーティの定番は
- 盾
- ブレードダンサー
- ソードシンガー
- ヒーラー
- プロフィット(バッファー)
- シリエンエルダー(攻撃でHPを吸収するバフをかける)
- ウォーロード(槍の範囲攻撃で一掃)
こんなところでした。
弓職はパーティで席がなかったんです。
そうするとどうなるか…。レベル上げができない…。致命的です。
なので血盟で仲の良い人を頼ってレベル上げパーティの末席に加えてもらったり、ソロでがんばったり、弓でも稼げる狩場を発掘したり…、なかなか涙ぐましい努力が必要でした。
その努力の末に、対人戦で強い! という成果があったんですね。
対人で大活躍できて、経験値稼ぎもできて、金策もできて、レイドにも強くて…。
なーんて夢のような職はありません。
何かを優先すると、何かが犠牲になる。そんな感じなので職変更ができないリネージュ2では自分にあった職を探すのがなかなか難しく、またそれが楽しみでもあります。
リネージュ2Mがどんなバランスでくるかはわかんないですけどね。
現在のリネージュ2は?
リネージュ2の特徴をリネレボと比較してみたわけなんですが…。
先にも書いたように私がリネージュ2をプレイしていたのって、サービス開始時期から1年とか…。
あとはカマエルが追加された頃なんですね。
なので最近どうなっているのか、実はよくわからなかったり…。
あ、もちろん今もサービスは継続されてますからね!
というわけで、調べてみました!
2つのリネージュ2がある
なんとなんと、今のリネージュ2は2つに分かれています。
1つはリネージュ2ライブ。
もう1つがリネージュ2クラシックです。
詳しい違いは公式ページ https://www.ncsoft.jp/lineage2classic/gameGuide/server1
で確認していただくとして(ちょっと情報が古いので注意)、簡単にざっくり言うと
●リネージュ2ライブ
レベル85までは無料、その後月額2,000円&アイテム課金
(数日でレベル85までいくらしい)
強い装備は主に課金で手に入れる
アルテイアはライブ版でのみ選択可能、覚醒職まであり
●リネージュ2クラシック
基本無料、アイテム課金あり
レベル75、Bランク装備まで
8月に真カマエルが実装されたばかり
3月に新サーバー「アデン」が追加された
アデンサーバーはレベルが上げやすかったり、特殊な仕様が付与されている
これは昨日の22時30分頃のサーバーの様子ですが、こんな感じです。
快適とか混雑の右側に書かれている数字は私のキャラがそのサーバーに何体いるかって意味なので、気にしないでOKです。
これを見ると、クラシック版の2つのサーバーが人気のようですね。
ライブ版は古参者が多いんですかね。
ちなみに、私が昔プレイしていたキャラはライブ版のアンタラスにいました。
参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リネ2Mのサービスが現実的に見えてきた、というわけで久々にリネージュ2について調べてみました。
本当はちょっと思い出せばいいかな程度に調べていたんですが、Google先生。リネージュ2って検索するとリネレボばっか引っかけてくる。
そして今となっては本家リネージュ2の情報配信をしている人がいない…。
今も相変わらずパーティ必須ゲームなのか。職バランスはどうなのか。アイテム課金によってどのくらいゲームバランスに影響を与えたのか…。
よくわかりません。
というわけで、昨日からリネージュ2のプレイを始めています。
アデンサーバーでキャラ作ったらね、10分くらいでレベル20になって、D装備もらえちゃってびっくり。
なんなんじゃこのバランス。そしてオート狩り機能まで付いてる。
もうちょっとプレイしたら、感想なんかを書こうかなーと思っています。
ライブ版でアルテイアも触ってみたいんだよね。
リネ2Mはリネージュ2をモバイル向けに調整したもの、とうたわれていますからね。
今のリネージュ2にはリネ2Mのヒントがあるはず!
PC環境がある方は、久々にリネージュ2を起動してみてはいかがでしょうか。
無料で遊べますよん!
それでは、また。